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​地域のニュース

            2024年10月22日

2024.10.17釧路新聞

ライダー交流の場に 摩周オートバイ神社建立【弟子屈】

 【弟子屈】国産ドローンを取り扱っている「ALX」(町泉2、久保直人社長)は、ツーリングするライダーのランドマークとなる「摩周オートバイ神社」を、同住所のAIRSTAGE本社敷地内に建立した。一般社団法人日本二輪車文化協会(吉田純一会長)の正式認定を受けている「全国オートバイ神社」の第34号で、道内では初めての認定。16日には同神社で鎮座祭が行われた。

 久保社長(48)は、友人の影響で19歳からオートバイに乗り始め、現在は3台所有するほど。全国オートバイ神社は関東や九州など全国各地にあり、ライダーたちの安全祈願と交流の場となっている。

 観光シーズン中は多くのバイクでにぎわう弟子屈に、さらにライダーを呼び込むことで地域活性化に貢献できればと、久保社長が2カ月以上かけて終業後や休日に作業し、ほぼ1人で神社を作り上げた。

 材料は、久保社長が営むAIRSTAGEの新社屋建設時に余った木材を使用、祠(ほこら)やポケットバイクをまつる。自動販売機では御朱印やお守り、絵馬、リストバンドなどを販売している。夜間は発光ダイオード(LED)で明かりがともる。

 鎮座祭には、久保社長や同協会の加藤稔ランドマーク認定部会長ら関係者が参加し、弟子屈神社による安全祈願が行われた。久保社長は「たくさんのライダーと出会い、イベントを開催したい。ほかにも敷地内に新しい物を毎年作っていければ」と話していた。

2024.10.16釧路新聞

昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】

  コロナ禍の間休業していた「珈琲西洋館マリー・ギャルソン」(愛国東4の3、佐々木敦代表)が17日、営業を再開する。昔風の純喫茶店の雰囲気をコンセプトに、来店客にくつろいでもらいたいとソファタイプの椅子を導入。佐々木代表は「コーヒーなどを味わい、おしゃべりを楽しみながらゆったりと過ごしてほしい」と話している。

 同店は1989年に開店し、厳選した豆をブレンドしたコーヒーやパフェに加え、パスタ、ドリアなどの軽食を提供。落ち着いた雰囲気のカフェには、アンティークなムードと安らぎを求める幅広い年齢層の人たちが訪れる。

 5年前に約115平方㍍ある床のフローリングを張り替え、店内の壁などを塗装。ソファタイプの椅子を設置し、ステンドグラスをあしらった電気スタンドなど調度品にもこだわりが感じられる。店内には全国から集めたウエッジウッドのコーヒーカップなどを展示し、リクエストがあれば好みのカップでコーヒーを楽しむことができる。

 佐々木代表は「長く勤めてくれているスタッフに、こうした雰囲気の喫茶店を継続してもらうため、再開を決心した。深い味わいのコーヒーと静かに流れる時間を楽しんでもらいたい」と話している。

 営業時間は午前10時~午後6時。水曜定休。問い合わせは0154(36)8880へ。

2024.10.14釧路新聞

オオハクチョウ今季初飛来 〝白鳥の湖〟風蓮湖に【根室】

冬の使者オオハクチョウが飛来した

 【根室】白鳥の湖として知られる風蓮湖にオオハクチョウが飛来した。今季初飛来で冬の使者としても知られる冬鳥は、アイヌ語でレタッチリ・カムイ「白い鳥の神」と言われている。

 北海道や東北北部で越冬することが知られており、道の駅スワン44ねむろが飛来を確認したのが10日。長い首を湖面に突っ込んで餌をついばむ姿が見られ、周辺ではカモ類やミヤコドリ、ユリカモメなどの旅鳥も確認できる。

 市原生野鳥公園ネイチャーセンターが実施している調査によると、11月には過去5年間で平均1174羽)が飛来している。オオハクチョウの飛来とともに冬将軍も迫ってくる。

 

2024.10.13釧路新聞

「あめかま」納税返礼品に アメマス使い天ぷらかまぼこ、厚岸翔洋高生考案

 【厚岸】厚岸翔洋高校海洋資源科調理コースの生徒たちが考案したアメマスを使った天ぷらかまぼこ「あめかま」(8枚入り)が、町のふるさと納税の返礼品に追加された。国のマイスター・ハイスクール(次世代地域産業人材育成刷新)事業の一環で未利用魚の有効活用に取り組んできた生徒たちは「全国各地の方々に食べてもらい、自分たちの研究や取り組みを知ってほしい」と話している。

 アメマスは厚岸湾内の漁でまとまって混獲されるものの、ほかのマス類よりも味が落ちるため市場では流通しにくい未利用魚。同校ではSDGs(持続可能な開発目標)の視点からせっかくの資源を活用しようと、2年前から町内の加工業者と連携しアメマスを原料にしたかまぼこの製造に着手。原料の臭みを消す下処理の行程で工夫を重ね、満足できる品質にたどり着き今年商品化が実現した。

 生徒たちは「試行錯誤して製造したかまぼこをたくさんの人たちに食べてほしい」と話し「厚岸といえばカキだが、これにアメマスも加わればうれしい」とPRしている。

 5000円以上の寄付が対象。町公式ホームページからアクセスできる13のふるさと納税ポータルサイトから注文ができる。

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